高橋 良輔(コーネル大学大学院) 渓谷に囲まれ丘を見下ろす、美しく広大なキャンパス。アメリカのアイビーリーグの一角をなすコーネル大学は、世界有数の大都市であるニューヨークから車で5時間ほどの、ニューヨーク州イサカという自…
続きを読む記事一覧『出版物と連載』
復興のランドスケープNo. 06被災経験があるからわかること...
平田富士男(兵庫県立淡路景観園芸学校/兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科) 1.天災は忘れもしないうちにやってくる 寺田寅彦は「天災は忘れた頃にやってくる。」と言った。しかし,今から約20年前にあの阪神・淡…
続きを読む復興のランドスケープNo. 05 グリーン復興プロジェクト「...
中川 春菜(環境省) 彼の旅はこうして始まった。 『八戸へ向かう夜行バスの中では,どんなことをしようなんて考えず,もう色んな人に話しかけて出会いをいっぱい作ろう。そしたら何かが生まれるだろう。そう考えていました。僕は美…
続きを読むグローバル通信No. 25 Oulu Island Urba...
河野明日香(奈良女子大学大学院) オウルは,森と湖の国,フィンランドの中部に位置し,ボスニア湾に面する港湾都市である。1600年代,スウェーデン王室の測量技師Claes Claessonによって,格子状の都市計画が成され…
続きを読むグローバル通信No. 24 Valencia Street
木藤健二郎(中央大学理工学部人間総合理工学科・客員研究員) サンフランシスコは北米で最も高密度かつ歩行者に優しい街のひとつである。しかし市街総面積の25%は舗装面であり,比較的公共のオープンスペースは乏しい。そうした同市…
続きを読むグローバル通信No. 23 Fürstenwald Ceme...
小田切萌(東京工業大学大学院) スイスのクールに,造園家であるDieter Kienast(1945-1998)の設計する墓地がある。クールはスイスの東部,グラウビュンデン州にあるゲマインデ(自治体)であり,同州の州都で…
続きを読む復興のランドスケープNo. 04 エコツーリズムによる震災復...
海津 ゆりえ(文教大学国際学部) 三陸沿岸は,記録に残っているだけでも貞観時代より幾度も大地震と大津波に見舞われてきた「地震・津波常習地」である。しかし,いつの災害の後も人々は住み続け,津波の猛威に遭遇しながらも留まる…
続きを読むグローバル通信No. 22 Aussersihler Via...
大川雄三(京都大学大学院) スイス,チューリッヒ市内にある19世紀につくられた二つの石造りのアーチ橋。当時の鉄道交通をサポートするためにつくられたが,輸送機能としての需要が後退し,さらにその巨大さ故にまちを分断する大きな…
続きを読むグローバル通信No. 21 Cicada Market
鯨岡栞(千葉大学) シケダマーケットのあるホアヒンは、タイの首都バンコクの南西約200キロメートル、タイ湾を挟んでパタヤの対岸に位置する。古くから王室の保養地として発展した優雅な気品漂うリゾート地であり、都会の喧噪から離…
続きを読むグローバル通信No. 20 Geschichtspark M...
小田切 萌(東京工業大学大学院) ベルリンは巨大な墓石であるという言葉がある。世界でも有数の都市であるドイツの首都ベルリンは,現在,1990 年の東西統一以降の再開発の大きな駆動力の中にある。しかし,その背景にはこれまで…
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