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復興のランドスケープNo. 01 宮城県気仙沼市における大学プラットフォーム

一ノ瀬 友博(慶應義塾大学環境情報学部)

東日本大震災における被害は東日本の太平洋沿岸の広い範囲に大きな被害をもたらしたが,それぞれの被災地に,日本全国から数多くの大学が,様々な支援に乗り出した初めての災害として記憶に残るだろう。阪神淡路大震災や中越,中越沖地震においても,大学は大きな役割を果たしてきたが,その中心は被災地を地元とする大学か,その周辺の大学に限られてきた。もちろん専門家として,遠隔地の大学教員が復興計画の策定等に関わることも一般的に見られたが,遠隔地の大学が学生とともに支援するということはあまりなかった。

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なお,この記事は,ランドスケープ研究第76巻1号(52ページ)に掲載されたものです。