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グローバル通信 No.27 シンガポール公共住宅

野村 理恵さん(シンガポール大学)

シンガポールでは、人口の約80%が政府機関の管轄下にある公共住宅団地に居住している。かつて熱帯雨林に覆われていた島国の端々にまで宅地開発が及び、高層住棟が建ち並ぶ様子は、シンガポールの象徴的な景の一つである。
標準化された住棟が多いなか、都心部に近いTiong Bahru Estateでは、低層の住棟群に手入れの行き届いた植栽、街路への表出やあふれ出しより、住民の生活を身近に感じることができる。

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