昨今のオンライン環境の変化に伴い,「ランドスケープ研究」に掲載される論文や報告およびその発表等においても,デジタル地図等が使用されることが増えてきました.
デジタル地図等の使用においては,データの発行元が定める利用規約があります.
データ使用に当たっては,これらの利用規約に準拠したものとなるよう,お願い申し上げます.
■問題となるケースの例
- スクリーンキャプチャなど,利用規約が禁止している方法で地図画像等が使用されている.
- 論文に掲載される画像や地図に,データ提供元が定める方法での権利帰属関係の記載がない.
- データ提供元が定めた以外の方法で,大量の地図画像データをダウンロードして分析対象としている.
- 地図を加工して使用している.
具体的なデータの利用規約については,例えば下記のようなものがあります.
国土地理院(地理院地図,地理院タイル等)
https://www.gsi.go.jp/kikakuchousei/kikakuchousei40182.html
Googleマップ,Google Earth
https://www.google.com/intl/ja/help/terms_maps/
ESRI(ArcGIS Onlineベースマップ)
https://doc.arcgis.com/ja/arcgis-online/reference/static-maps.htm
利用規約に準拠しないデータの利用は,訴訟等のトラブルにもつながる可能性があります.
ランドスケープ研究に掲載される論文や報告の責は著者に帰属しますので,各自で十分にご留意いただけますよう,お願い申し上げます.
日本造園学会論文集委員会・学術委員会