2024年度日本造園学会全国大会ベストペーパー賞の選考結果について
2024年度全国大会ベストペーパー賞選考委員会
日本造園学会は,全国大会ベストペーパー賞として,若手を中心とした会員の萌芽的な学術研究活動を奨励するために,その年度の全国大会発表論文の中から,良好なプレゼンテーションを伴った特に優れた内容の論文を選定し,当該論文の第一著者を対象として表彰することとしています。
今後の研究者としての活躍が期待される会員の育成を主眼としており,これまでの全国大会ベストペーパー賞の受賞者も審査対象としていますが,学会賞(論文部門)を受賞している候補者については対象外としています。
第一段階の審査は全国大会発表論文集委員会が行い,つぎに全国大会ベストペーパー賞選考委員会(学術委員会,大会運営委員会の共同で構成)を組織し,評価を行ないました。評価審査は,①発表のわかりやすさ(Oral),②プレゼンテーション技術を含めた発表の説得力(Visual),③質疑応答の適切さ(Q&A)の3項目についておこないました。その結果,2024年度の全国大会ベストペーパー賞として,下記の5名を最終選考しました。
以下に,選考された発表論文のタイトルおよび筆頭著者名を記します(順不同)。
大分県佐伯における国木田独歩の風景の見かたに関する考察
中川 嵩章
強剪定がアラカシの細根量と外生菌根に及ぼす影響のリターの有無による差異
佐原 怜一郎
滋賀県比良山麓集落の水利用にみる利水・防災の仕組みと用排水管理
大原 歩
砥峰高原における半自然草原の所有・管理・利活用の変遷と実態
ボルジギン ブレンバヤル
呉中央公園における「使いこなし」に向けた利用実態と利用者評価に関する研究
田村 将太
受賞者の皆様おめでとうございます。